短編

□メモ
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あらすじ

 二章終わりまで


 リシアース・エンデは、とある事情で出逢ったシロガネと共に城に侵入するも、シロガネを捜してくれと頼んだ赤い目の聖職者アルバの手によって、目の前で友人のユーキを攫われてしまう。
 更に、その濡れ衣を負わされ、汚名返上と友人救出、ユーキの魔力(ルナート)を『視』るため、リシアとシロガネはオルフィス教聖地オリエルへ向かう。

 その道中、赤目のアルバと酷似する黒目のアルバと出逢う。テロリズムで船が出航出来ないこともあり、赤い目のアルバの手掛かりとして、リシアたちは黒い目のアルバを、監視と名して同行するようになる。
 黒目のアルバは、魔晶器で生き長らえているアルムの千年樹『マバルア』を直すため、魔晶器技術者を求めて魔鉱山街ルタートを目指していたが、運悪くもルタートはテロリスト達に襲撃された後だった。

 テロリスト達の狙いである、異国の技術団リーダーのウィズ・ラザフォードは、この事態にメタトロニオス王国から撤退することを決め、安全な帰還を優先することにする。しかし、団員内の涙の信託者(オルクル)への畏怖は強まる一方で、同様に涙の信託者であるウィズへの嫌悪感が大きくなっていった。
 そのためウィズは、一度団から離れ、リシアたちと共にマバルアの調査にアルムに向かう事にした。

 更に悪化した千年樹だったが、ウィズの技術とシロガネが新たに得た『天使化』の力により、治療手段を見つけだす。
 だが、その作業中に妨害が入り、リシアはその犯人を死なせ、アルバは燃え盛る友と永遠の別れを告げ、周りに危害が加わる前に『消失』させたのだった。



夜の女神は不敵に微笑んだ。

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