短編

□メモ
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あらすじ

 3-1〜3-6

 リシアの幼馴染みチェイス・カーソンは、両親を殺したテロリストを憎んでいた。自宅近くで起きたテロリズムを切っ掛けに涙の信託者(オルクル)になったチェイスは、赤い目のアルバに連れられ、テロリストの排除に当たる。
 その功績から、御礼として銃火器を貰い、チェイスの両親が死んだテロリズム『白銀の維新』の、テロリストの一人であるというシロガネを捕らえてほしいとお願いされた。

 一方リシアたちは、ハルワタートに向かう最中、軍の介入によってウィズがパーティから離脱する。リシアとアルバは情報屋グランからウィズの場所を聞き出し、伝言を残すと宿でチェイスと再会する。
 チェイスは赤目のアルバと黒目のアルバを同一人物と思い込み、シロガネを捕らえたことを告げた。

 その言葉の通り、シロガネは宗教軍に捕まり、時空属性由来の『魔力封じ』により体調が悪化していた。身動きもできず、生死を彷徨う程の病床の中でも、赤目のアルバに接触して真偽を問い掛けたが、結論は得られなかった。

 チェイスに連れられ、シロガネを捕らえた現場に向かったが、そこでリシアは有り得ない者を見る。自分が殺したはずのクロガネ・ニグレードの姿だ。
 クロガネはその事を覚えておらず、なかったことにされていたが、赤い目のアルバを確信した黒い目のアルバと同じように、赤目のクロガネの正体を探るべく、リシアはもう一度クロガネと会うことを決意する。

 伝言を受け取ったウィズは、グランからリシアたちの本当の目的を聞き出し、それでいて同行することを決める。
 同様にリシアと同行を志願したチェイスだが、目的を復讐にかえ、必ずシロガネがテロリストの一人であるという証拠を得て、己の手で殺す事を誓う。

 宗教軍に追い付くため、馬車を求めにアルバとウィズは港に近付くも、途中で会った黒服の美女に交渉を持ち掛けられる。
 一方、リシアはチェイスに事の顛末を説明し終える。チェイスは以前ハルワタートで戦った魔粒子生命体(ルパーティクル)の発言を思い出して調べたことから、何故シロガネがオルフィス教から追われているかの説を唱えた。

 それは、涙の偽創者(レオルフィー)が女神オルフィスを復活させる力を持つからではないだろうか。

 というものである。
 リシアたちはアルバたちを乗せた暴走馬車に乗り込み、図書都ヴレヴェイルへ向かう。




「オルフィス様復活は悲願だもの」

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