託された希望

□5、
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『た、ただいまぁ…?』
〈何で疑問形なんだよ(笑)〉
「伊月、」
『はいぃぃぃぃっ!!!』
「どれだけ心配したと思ってんのよ!!!」
『ごめ…ん、アンナ…これには訳が…』
「ま、無事ならいいわ」
『アンナ…』
「おー、伊月、帰ったんかぁ?」
『葉…』
「オイラ達は伊月に何かあったらって心配してたんだ。伊月が無事ならいいんよ。」
『…ありがとう』
「さ、まん太、早くご飯」
『あ、まん太いたの!!?』
「もぅ…伊月ちゃん酷いなぁ…」




明日は葉の予選一回戦の日…全力で戦い合えるといいな





「お、そーいえば伊月、一回戦勝利おめでとう」
『ありがとう葉!明日が葉の一回戦だよねっ相手は?』
「おぅ、ホロホロだ」
『ホロホロかぁ………ホロホロ!!?』
「おう。」
〈氷のアイツか〉
『…どっちにも頑張ってほしいな』
「ウェッヘッヘ、任せとけっ」
〈葉殿!!〉





葉のいつもの笑い声、阿弥陀丸の意気込み、無言のアンナ、葉を応援するまん太


あぁ…ここもまた落ち着くな

私は多分SFを通して出会うみんなが大切になるのかな



私はこれからの人生で何人大切な人に出会うのかな?





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『ホロホロー』
「おっ伊月っ」

朝から山で特訓中のホロホロに会いに行った。

『今日、葉と一回戦なんだよね!』
「そうなんだ、お互い悔いのない試合ができればいいと思ってる」
『ふふっ二人とも頑張ってね!!』
「お兄ちゃん何してるの!!?早く特訓よっっ」
「うおっピリカ」
『ピリカちゃん?ホロホロの妹さんかな?じゃ、頑張ってね!!』




シタリ行くよー
〈はいはい〉



ブォッ





二人がいい試合できるといいな。


見に行っちゃおうか










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