タイガー&バニー《BL》
□《ホワイトデーのお返しは? ツンバニ→デレ 兎×虎》
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「バニー、あ、あのな…」
「なんですかオジサン、まだ仕事中ですよ?」
「そんな固いこと言うなよ。ほら、これ、お前に。」
「なんです?」
「いや…だから、ほらあれだっ。今日はホワイトデーだろ。だからお前にと思ってな。」
「要りませんよ。」
差し出された包みをバーナビーは押し返す。
「そう言うなよ。せっかくオレが選んだんだからさ。」
「何を選んだんですか?」
「これでも散々迷って決めたんだぞ。」
「だから何を迷って決めたんですか?」
「お前に似合いそうな…
胸当てのついた白いエプロンだ。」
「え?エプロン?ですか。」
訝しげに虎徹を見つめるバーナビー…
「まあ、せっかくだし…オジサンの顔を立てて受け取ってあげますよ。」
「そうか?そりゃうれしいなあ。」
「僕は別にうれしくありませんから、お礼は言いません。」
虎徹から渡された金色と白、ピンクのリボンでラッピングされた包みを両手で抱えてバーナビーは足早にトイレへ急いだ。
そしてトイレに入りドアを閉めた途端
「虎徹さぁんのエッチ…僕に裸エプロンさせたいんですね?そして僕を後ろから抱きしめて激しく僕を奪う…あっ、あっ、んむっ…」
トイレの個室は熱を帯びた。
「ああ、虎徹さああぁぁぁん!」
しばらくトイレから戻らないバーナビーを心配して虎徹がきてみると
汗だくで肩で息をするバーナビーが壁にもたれてい熱っぽい眼差しを虎徹に向けた。
〜END〜