タイガー&バニー《BL》
□風呂が沸いた(兎虎)SS
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「バニー、風呂沸いたぞ。どうだ、一緒にはいるか?って聞かなくても入るよな。」
虎徹はバニーの腕をぐっと引き寄せて鼻スレスレまで顔を近づける。
「もちろん、入りますよ。オジサン、背中流してほしいんでしょ?」
「なんだ、気が利くなあ。」
「背中じゃないところも…しっかりとぜ〜んぶ綺麗に…しますよ…」 (ニヒッ)
虎徹の股間を撫でながら、バニーの眼鏡の奥の瞳が妖しく誘う。
「んっ…」
次の瞬間、虎徹は反射的にバニーの唇を塞いでいた。
「んぐっ、んぐっ…んふぅ…」
長いキスのあと、ようやく唇を解放されたバニー。
「オジサン、待てないんですか。」
「分かりきったこときくな、さあ、すぐ入るぞ。バニー、覚悟しとけよ。」
「するのは俺の方なんですけど。」
虎徹は股間にあるバニーの手を撫でながら
「このお返しはたっぷりとさせてもらうぜ。ここにな。」
「んあっ」
「ちょっと握っただけでそんな甘い声出して、バニーはかわいいな。」
「オジサンこそ、風呂場でないても知りませんよ。」
上気した二人は寄り添って脱衣所へ向かった。
〜END〜