創造せし者達

□人物紹介
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●ロキ・チュウコー・ラピス
 軍事監査主任。(軍事監査とは、所謂日本で云う所の警視庁。人民を守り、警らを行う。犯罪者の取り締まりも仕事のうち。)
 横も縦も大きい、樽のような体形。茶髪で凡庸な風采だが、無口で穏やかな人格者。あのケルベロスの心も和ます。元来は転生者だが、既に魔界に居なくてはならない者となっている。

●ベルフェゴール・フィフィス・セラヴィス
 魔界の最高総指揮司令官。サターンの次に強大な魔力と権力を保持していた、伝説の魔王。
 長い黒髪、緑の瞳、アジア系の黄色肌。顔の右半分に酷い火傷を負っている。それを隠す為、右側の前髪を長く伸ばしている。それを差し引いても、絶賛される美貌の持ち主。両性具有。
 聖戦の折、西の塔に封印された。今現在、封印を解かれているが表立って活動する事は無い。
 裏の主人公的存在である。

●アスタロス・レイシャル・ルームア(初代アスタロス)
 聖戦の英雄と云われる、魔界きっての実力者。軍部の軍事顧問。
 特殊な成り立ちの為、命の概念が無い。
 銀髪赤眼、白色の肌。冷徹な気配を纏わせる、禍々しい人物。
 聖戦での功績を讃えられ、その魂をサターンが封印していた。

●アスタロス・パラヤート・ペルン(二代目アスタロス)
 初代アスタロスが封印された後に、名を受け継ぐ。魔界の英雄の名を頂いた誉れに胸を踊らせていたが、真実を知って愕然となる。
 黒髪黒目の青年。元々は、中憂郷で私生児として育てられた経緯がある。

●アドラメレク・ルイ・シルファー(初代アドラメレク)
 二代目アスタロスと同様、中憂郷出身。役職は枢機卿(人間界で云う枢機卿とは違い、貴族及び特権階級を取り締まる役割)。無性別(生殖器が無い)である故に、幼少の頃は忌み嫌われていた。
 外見は、華美な服装の麗人。金の髪を所々染めており、派手な化粧も施している。
 飄々とした性格だが、真実を追い詰める目は確か。
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