06/07の日記

04:45
6/6、akn様。
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 初めまして、akn様。不肖の輩中畑真由美です。今回は、丁寧な拍手コメントを有難う御座います。
 「聖者の断罪」の大変興味深い感想、嬉しく思います。天空の者達やシンシアに対して、私と同じような感覚を持ってくれているのですね。実は私も、マスタードラゴンの勇者に対する接し方は、眉をひそめるものが有りました。そして、それを突き詰めれば「必要悪」という形になるのではないか、と考えました。天空人と人間の恋はご法度なら、どうして勇者は目溢しされたのか? 勇者はその潜在能力ゆえに、天空人達から利用されたのではないか? ご褒美としてシンシアを蘇生させたのも、彼等の思惑ではないか? しかし、勇者は気付くのです。与えられるものだけが、総てでは無いと。自分が…否、自分と仲間達が作り上げたものこそ、何かを変えるのだと。この考え方は勇者×クリフトだけではなく、私の根底にある勇者観でもあります。「Lalira」でも、それを匂わせる場面を作っていきたいと思います。
 少しだけ、勇者×クリフトについて。私の書く勇者は、クリフトに一目惚れしています。そして旅を続ける内に、更に深い愛情を寄せる事と為っていきます。理由は小説でも書いている通りですが、クリフトの危うさをいち早く感じ取ったのです。死と隣り合わせの危険な旅、そして生死の堺に位置する神官という立場…彼を守りたい、だけどそれは友情や仲間としてだけじゃない、靄(もや)のかかった愛情だと気付くのです。
 クリフトはクリフトで、自分の命など惜しくは無い、と考えているふしがあります。皆が危険に晒されるなら、自分が犠牲になった方がよい。そんなクリフトですが、勇者には頼る姿勢を見せていきます。そうした心情の変化も、勇者×クリフトの醍醐味ではないでしょうか。
 つらつらと書き綴ってしまいました。これからもコンスタンスに更新していく気概ですので、またお暇な時にでもサイトに訪問して下さいね。何時でもお待ちしております。読者様の感想が、私の何よりの動力源であります。
 では、不肖中畑この辺で失礼させて頂きます。今回は誠に有難う御座いました。

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