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□好意
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「……いいのですか? 幸村様。こんなになっていますよ」
壁を背に何とか立つ幸村の耳に囁く。
「……っ、や、め……」
「本当にやめていいのですか?」
佐助は口角を上げて、意地悪く笑うと、幸村自身に押し付ける。
「本当に、やめて、宜しいのですか?」
再度ささやくと、幸村はうっすらと目を開けて佐助を見た。
「……はっ、さ、佐助……もっと、押し……」
「聴こえませんよ、幸村様」
「き、聴こえて、いるであろう……っ!」
佐助は幸村の抗議を遮るように、更に強く自身を押し付けた。
「はっ、あ、あ……」
「……幸村様」
幸村の顎を持ち上げて唇から舌へと自分の舌を絡めながら、ゆっくり腰を回すように押し付けると、幸村はたまらず達し佐助の腹を汚した。
「はぁっ……はぁっ……」
「よかった? 旦那」
「きっ、聴くな。佐助」
「さ、俺様のをきれいにして……?」
終