long dream
□君に届け 3
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その時、部室のドアが開いた。
「入部希望でーす」「入部したいんですけど」「入部希望っす」
ぞろぞろと3人の男子が入ってくる。
すると隣から、あーっと言う声が聞こえ、隆太を見ると
「なんや!お前らもかー・・・」
お前ら?
『知り合い?』
「・・・幼馴染や。あれが誠司でその隣が元気。で、丸いのが一生や」
「丸いのって言うな!」
仲が良い幼馴染、といった感じなのだが、先程隆太が残念そうにしていたのが気にかかる。
『どうしてさっき、嫌そうだったの?』
「えーっ・・・それは・・・」