05/06の日記

23:17
紫狗ノ外伝8
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紫狗
「レイラ!どこにいるんだ!?」

あのバカ女…
インペリアルに捕まっていたら
一発ぶん殴ってやる



村の隅っこ

紫狗
「レイラ!どこをほっつき歩いて…ん?」

レイラがいた
インペリアル隊もいた
インペリアル隊は女性だ

インペリアル隊
「…ということでいいんだよね?」

レイラ
「それは違いますわ。あなたたちと私たちを一緒の扱いをしてもらうのは、非常に困るわ」

インペリアル隊
「んだとっ!?」

紫狗
「待てよ」

もう、割り込むしかない

紫狗
「状況説明をしてもらおうか」

インペリアル隊
「誰があんたなんかに…ッ!?」

腕章を見たインペリアル隊は
顔を驚かせた

俺もそこで改めて
インペリアル隊の顔つきを見た

…俺よりも年下か?

インペリアル隊
「あんたがディアボロスの一人?」

紫狗
「下っ端に聞いたのか」

インペリアル隊
「そうよ。アイツ…ホント弱い…」

紫狗
「さて、状況説明に戻そう。何がどうなって、こうなったんだ?」

インペリアル隊
「単純に、このババアが!」

…レイラがババア扱いか
かわいそうにな

インペリアル隊
「インペリアル隊ですよね?って目星つけられて黙っていられるもんか!」

紫狗
「…目星つけられて、そんなに嫌か。なんか目的でもあるのか?」

インペリアル隊
「ウチ等の目的はな…」

なんか知らないけど好都合だ
こいつらの目的を聞けるとはな

インペリアル隊
「異世界に存在する[正義]を全部ぶち壊して、この異世界を平和にすることだ!」

…は?

インペリアル隊
「[十二宮Xレア][コアの光主][異界王]そんなものが昔に存在して、異世界は安定なんかしなかった。今は確かに存在はしないと思う。だからこそ、その正義を掴める可能性を持つもの全てを壊して、これ以上争いのない異世界を築く。それが、インペリアルの存在だ!」

そんなに大変なことが
昔にあったのか

…じゃあディアボロスの存在って
一体なんだ?

レイラ
「…紫狗。バトルスピリッツよ」

紫狗
「………?」

レイラ
「あの小娘と戦いなさい」

そういうと、ローブの内側から
バトスピのデッキが出てきた

紫狗
「………チッ」

しかめっつらでデッキを取り
視線をインペリアル隊に向ける

紫狗
「悪気はない、だが、許せ」

インペリアル隊
「上等よ!このギザヤロー!」

ゲートがオープンして
バトルフィールドに行く

…ギザヤローか

意外と心に傷がつくんだな

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