05/11の日記
18:03
紫狗ノ外伝9
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…おかしい
手札全てがマジックカード
これで、どう戦えと…
バトルフィールドにて
インペリアル隊(妹的なロリ)と
戦うハメになったんだが
まあ、先攻はお約束の向こう
敵は、初ターン、[イワザール]を
召喚して自分のターンを終えて
現在の俺に至る
ドローステップ
やはりマジックカードだ
だが、効果の文章が長い
よく読んだら、理解した
そうか、これはこういうデッキか
メインステップ
紫狗
「マジック[マジックブック]を使用」
インペリアル隊
「マジックをオープンした数だけドローできるマジック。どうせ、一枚か二枚くらいでしょ?」
マジックをオープン
ていうか、手札オープン
インペリアル隊
「手札全てがマジックカード!?」
四枚見せたため、四枚ドロー
オープンしたカードは
手札なんだけど手札じゃない
いわゆる、ハンガーカードとして
扱われることになる
無論、オープンしたカードの
マジックカードについては
メイン、フラッシュに使用しても
そのままのテキストに乗っ取り
マジックの効果を使える
インペリアル隊
「それ、どうやって勝つの?」
紫狗
「…わからないな…このデッキは」
インペリアル隊
「フン、まあいいわ。アタックステップ![イワザール]いけぇ!」
ブロッカーがいない
マジックはあるがコアがない
もちろん、ライフしかない
パリン
紫狗
「………ッ!」
痛い、頭が
インペリアル隊
「…あんた、なんでディアボロスの一員なのよ」
紫狗
「気が…ついたら…だ」
まだ痛みがある
紫狗
「俺だって、好きでバトスピをしているワケじゃない。この異世界の真実と運命を見るために、このディアボロスに入った」
メインステップ
紫狗
「[冥土の魔女ヘレン]をレベル1で召喚」
こいつの召喚時効果も
マジックブックに似たような
効果をもっている
つまり、マジックを見せたら
ドローができるが、上限は三枚
当然、見せるマジックは三枚
三枚ドローできる
現在、オープンマジックは七枚
攻撃マジックや防御マジック
種類はより取り見取りだ
アタックステップ
紫狗
「[冥土の魔女ヘレン]アタックだ」
インペリアル隊
「ライフで受ける!」
…さて、準備は整えた
手札は六枚、オープンは七枚
計十三枚の手札で
[必殺]という名に相応しい
マジックコンボが成立している
あとは、耐えるだけだ
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