05/28の日記
18:21
紫狗ノ外伝11
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インペリアル隊
「ぐぇっ、ゲホッ…ゲホッ!」
紫狗
「………?」
どういうことだ?
バトスピに痛みがある?
レイラ
「あなたのバトルに罪はないわ。あなたは、対インペリアル用に作られたフィールドで戦っているようにできているわ」
つまり、俺がインペリアル隊に
勝利するとこんな現象がでるのか
紫狗
「酷いことをするんだな」
レイラ
「当然」
紫狗
「ケッ」
インペリアル隊
「ハァ…ハァ…くそっ!」
レイラ
「まだ生きていましたか」
紫狗
「………ハァ?」
まだ生きていましたか?
あのバトルで死人を出せと?
レイラ
「しぶとさだけが正義に基づくだなんて、惨めで、みっともない…見苦しいだけですわ」
インペリアル隊
「ウチはそんな人間じゃあ…」
紫狗
「レイラ!」
思わず声が張った
…同時に意識が薄くなる
まさか、[アイツ]か?
紫狗
「バトスピで死人を出せだぁ?ふざけたこと言ってんじゃねぇぞ!ああ゛?」
[アイツ]でした
インペリアル隊
「か、庇ってなんか言って…」
紫狗
「っるせぇぞ、クソガキ!」
バキッ、と
いい音鳴らして
インペリアル隊を蹴飛ばす
悶えている、当たり前だ
レイラ
「…あなたはバトスピで真実と運命を見る者よ。あなたは、当然の役目を果たしただけよ。それを何故、否定する?」
紫狗
「てめぇらの考えていることがそもそもの間違いだよ!真実だ?運命だ?んなもんクソ食らえだ!」
…何を口走ってんだ?俺
紫狗
「俺は、真実と運命を描き変える。誰も争いの無い、不自由の無い世界に描き変える!…このバトスピでなぁ!」
レイラ
「…インペリアル隊」
インペリアル隊
「な、何よ!」
レイラ
「インペリアルとディアボロス…どちらが本物の正義かしら」
インペリアル隊
「…そんなの、知らん」
紫狗
「インペリアルがそれ言うか!?てめぇやっぱり…」
………ッ!?
頭痛が走る
紫狗
「な、なんだよ!邪魔すんじゃねぇよ!」
インペリアル隊
「ど、どうしたん?」
…頭痛がおさまった
[アイツ]は黙り込んだ
紫狗
「………(バタン)」
インペリアル隊
「う、嘘でしょ?そこまでして…」
レイラ
「死にはしません。一回、ディアボロスルームに戻りますよ」
聞こえたが、行動できない
インペリアル隊
「肩…かしたる」
気づいたら敗者が俺を助けている
…身体…弱いな…
悔しい思いを募らせて
インペリアル隊とレイラで
ディアボロスルームに向かう
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