09/25の日記

19:11
ムラサキノニクイヤツノデバンダ
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あの事件以来
レノアが部屋に閉じこもったまま

何をしても反応がしない

非常に困った



………てなわけで

アヤネ
「みんなでレノアちゃんの部屋に突撃しよう!」

ミレイ
「待って!心の準備させて!性的な意味で!」

ガラク
「おいおい、こんなんで上手くいくのか?」

マーシャ
「うん、やるしかないねっ!」

しかし、一人だけ反対している
空気を読めないやつが一人いた

アヤネ
「ヴィネ君もー!」

ヴィネ
「俺はいい」

ミレイ
「なんでなの!?まさかレノアちゃんのこと嫌いなの!?」

ヴィネ
「んなワケあるか!バカか!」

そういうと、ヴィネは
パーカーのフードを深く被った

ヴィネ
「第一、この行為がレノアにとって迷惑になったらどうすんだよ?」

アヤネ
「そんなことはない!」

ガラク
「まあ、やってみなければわからないことだ」

マーシャ
「できることからやる…それが、今の私達の役目だよ!」

ミレイ
「まだ16歳のレノアちゃんなんだから、私達にかかればどうということ…」



ヴィネ
「あるよ!このバカ共!」

周りがシーンとした

ヴィネ
「大体、俺達で何ができんだよ!慰めて、ハイ終わり…か!?んなもん、余計なお節介にしか見えねぇんだよ!私達にできること?やってみなければわからないことだぁ?ふざけてんじゃねぇぞ!」

アヤネ
「…じゃあどうするの!?」

マーシャ
「このまま放っておいていいの!?違うでしょ!」

ガラク
「お、おいおい…止せよ…」

ミレイ
「何も気持ち聞けずに、レノアちゃんがいなくなったら、後味悪すぎるよ!」

ヴィネ
「大体な…!」



ガチャッ



レノア
「どうした?口喧嘩は見たくないな」

一同
「「「「「!!??」」」」」

玄関先から、レノアが歩いて来る
帽子をとっていたレノアの長髪が
風になびいている

レノア
「いつまでも落ち込んでいられるか、バカ」

アヤネ
「レノアちゃん!大丈夫なの?」

レノア
「私がそんなに弱く見えるか?」

一同
「「「「「全くありません!」」」」」

レノア
「…まあ、これもあるやつが助けてくれたんだがな…」

ヴィネ
「誰だ、それ」

レノア
「それが、どうもこっちの環境に移りたいとか言い出したから連れてきた」

入れ、とレノアが
「紫」に言葉を投げる



サフィニア
「………どうも」

レノア
「晴祢サフィニアだ。私の通っている精神科のカウンセラーだ」

ヴィネ
「どうりで、レノアがよくいなくなる意味がわかったよ」



レノア
「誰のせいだと思っているんだ?」

一同
「「「「「………ごめんなさい」」」」」

サフィニア
「楽しそうですね」

ガラク
「やれやれ…」

予告
サフィニア紹介は後ほど

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