亮淳
□ひらひら、花弁
2ページ/3ページ
「亮!」
俺の名前を呼ぶのは、可愛い俺の弟でもあり、恋人でもある、淳
「どうしたんだ?淳。」
あー今日も可愛い、、、!!
「ん。プレゼント。」
「えっ、、、!」
そういって淳が渡してきたのは赤いカーネーションだった。
「誕生日のプレゼント。」
可愛い、、、!!何て可愛いんだ淳!!
「嬉しい!!ありがとう淳!!」
何で母の日でもないのにカーネーション?とか俺、淳の母じゃないけどな、、、とかは全然思ってない。
可愛い淳からのプレゼントなら何でも嬉しい。例え淳にとってゴミでも俺には宝物に見える自信がある。
「何で母の日でもないのにカーネーション?とかおもったりしたでしょ?11月20日の誕生花は赤いカーネーションだからそれにしたんだからね。ちゃんと考えて選んでるんだから。」
、、、ああ!俺のためにそんな所まで考えてくれたのか、、、!!
てか、俺の考えてる事が分かるなんてさすが双子。さすが淳!!
「ありがとう淳!!俺も淳にプレゼントがあるんだ!はい!」
「、、、アクセサリー?綺麗だね、、これ、、、もしかしてペアリング?」
「ああ!淳ならきっと似合うと思って!」
プレゼントには金のリングと銀のリングが入ってた。
「なんで2つ?普通1つじゃない?」
「いや俺らって2人で1つじゃん?だからリングも2つで1つがいいなーなんて!」
「ふーん。じゃあ亮がはめてよ。僕の指に」
ひらひら、花弁
(赤いカーネーションの花言葉は)
(純粋な愛情)