Happy Tomorrow!
□scene4
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「新しいオートボットが来るの?」
「それはいつなんだ?」
格納庫でオプティマスが私とレノックスさんに言った
《明日の夜だ、詳しくは23時38分に到着すると言っていた》
「…車、用意しなくゃいけませんね」
「そうだな…」
私はPCで車を探した
「ちなみにどんなオートボットなの?」
《双子だ》
「………双子?」
ロボットにも双子があるのだろうか?
レノックスさんも不思議そうな顔をしている
「お前らの種族にも双子が居るんだな」
《ああ、スパークが2つに分裂した双子だ》
「へぇー…」
とりあえず私は同じような車種を赤と緑の2つ頼んだ
そこに、1人の兵士が私達に声をかけてきた
「レノックス、花!昼飯食わねーか?」
「エップスさん!」
自分の腕時計を見てみるとちょうどお昼時
私とレノックスさんはエップスさんと一緒に軍の食堂に向かった
「どうだ?オートボットの世話係」
エップスさんはお昼のハンバーガーを一口食べて言った
「そうですね、オートボットの皆は思ってた以上に優しいので、世話をするのも楽しいですよ!」
「そうか、そりゃあ良かったな!」
エップスさんは笑った
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