Novel

□夢現
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ガチャン!と勢いよく大きなドアを開けたらそこには愛しい、彼がいた。

「がっちゃん!」

「…っ!ハイド‥どうして?」

どうして来たの?と尋ねようとした前にハイドがおもいっきり

「がっちゃんのバカ!」

と叫んでいた。

なぜ、自分のことをバカ呼ばわりされるのか全く理解出来ていないガクト構わず、ハイドは続けて言う。

「がっちゃんが…あんなこと言うから、あんな夢見たんだよっ…」

頬を赤らめ、涙目でガクトに訴えた。

「…あんなこと?」

僕、何か言ったっけ?というガクトの態度にハイドの顔はます
ます赤らみを増した。

「…っ、がっちゃんが、今度二人で会ったときたくさん「エッチしようねって言ったね」

俯いていたハイドがえっ、と声をあげ彼の方を向くと至極嬉しそうな顔をしてハイドに微笑みを送るガクト

「もしかしてそれでエッチな夢見たんだ?」

「……っ、!」

ガクトの白く男特有の色気のあるしっかりとした腕がハイドをきつく抱き締める。

「ぁ、…」

「僕もね、ハイドが足りなくて夢見ちゃったよ。」

僕たち、遠くにいても考えること一緒なんだね?
とガクトが小さく呟いたら二人は小さく笑いあった。




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