Novel

□夢現
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抱き締め合い、ハイドの肩に顔を埋めたガクトは喜びの余韻に浸っていた。

「がっちゃん、顔あげて」

「…なに?」

ガクトとハイドの視線が合う、するとガクトは異変に気付いた。

「リボン?」

ハイドの首筋にキラキラと輝く赤いリボン

「もうひとつの誕生日プレゼント」

ちゃんと受けとってや?と彼は笑った。




彼らの夢は数秒後、正夢になるだろう。






END.
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