Novel

□お菓子をください、あなたをください
2ページ/6ページ



hydeは仕事の為、朝から色々と準備をしていた。

「あっ!もうこんな時間や…」


いつもより身支度が多少手間取った為、家を出る時間が少し過ぎていた。

急いで玄関まで走り、靴を履いて、勢いよくドアを開けた。

すると、



「hyde おはよう。」

「‥えっ がっちゃん?!」



そこには自分の恋人、Gacktが立っていた。



「送ってくよスタジオまで。」

外を見るとGacktの車らしき高級車がとても目立って停めてあった。



「なんでがっちゃんがおるの?」

いきなりのGacktの登場に驚きを隠せないhyde


「話は車の中で‥急がないと間に合わないでしょ?」

「‥あ、本当や!」

hydeは自分の腕時計を見て一瞬忘れかけてたことに気付く。




「それでは急ぎましょうか、お姫様。」

Gacktは少しかがみ、お姫様だっこをして、玄関口を出ていった。


「‥うぁっ がっちゃん!」

顔が赤く染まるhydeをよそにそっと助手席に乗せる。

パタンとドアが閉まり、
運転席へ向かうGacktを目で追うhyde

運転席側の
ドアが開きGacktが乗る。





「じゃあ‥行こうか。」













.
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ