Novel

□あなたが生まれたこの日に感謝
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3・2・1……







『ハッピーバースデイ!がっちゃん!!』


時刻はたったいま7月4日の午前0時になったばかり。
この日は大好きなGacktの誕生日で夜中にもかかわらずhydeは凄くはしゃいでいた。


「フフッ‥ありがとう♪」

hydeに祝福の言葉を言われて、とても満足そうに微笑む



「えっとな‥がっちゃんにな、プレゼントがあるん…」

少しGacktに目線を外し照れくさそうに自分のバッグの中から綺麗にラッピングしてある包みを取り出した。


「はい、がっちゃん!」

そしてキラキラ輝いている笑顔で、その包みをGacktに手渡した。



「‥僕、今なら死んでもいいかも知れない…」


hydeの可愛すぎる笑顔にすっかり心を落とされたGacktはらしくないことを言っていた。



「もうがっちゃんなに言っとんねん!!いいから、早く開けて開けて♪」


「はいはい」



急かすhydeにGacktは貰ったプレゼントをゆっくり丁寧に開けた。









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