Novel

□STOPPPPPP!!!!!!
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「そんなにダメ?…僕の足つぼマッサージ」

口ではそう言うガクトだが、その手に包まれている足を思いっきり押して作業を黙々と続けていた。

「だめ、だめぇ!」

頭を横に振り、どれだけ足つぼマッサージが嫌か、どれだけ痛いかを伝えたつもりだったが

「でも…ハイドのそういう顔もっと見たいんだけどな」

と、とんでもない言葉が飛んできた。


「がっちゃんの変態!鬼!悪魔!宇宙人!!」


全く止める気がしないガクトに多少なりとも頭に来たのかハイドはそう叫んで頭をペシペシと叩いた。

…すると、今まで執拗にハイドの足の裏を押していた手が離れていくのがわかった。
ガクトは立ち上がり、しばらく目の前でソファーに座っている恋人を無言で見つめていた。先ほどまで騒いでいて音が絶えなかった部屋が一瞬にして静かになる。

ガクトのその突拍子もなく、不可解な行動にたまらずハイドは呼び掛ける。



「が、がっちゃん…?」






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