学パロ

□あの夏…
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いつだったかなぁ…


もう十年近くも前…か…

あの人がいてくれたから…

今の自分がいる
























仲間も…

友達も…


いらねぇや…

と言うより…

他人がいらねぇ…


世界が…


無くなっちまえばいいのに…


























私立徒紀和高校…


全校生徒数五百弱

オツムの方ははっきり微妙…

そんな平均レベルの高校…




だけどこれが俺の学び舎なんだよ






?「あぁ〜…ヒマ!誰か飛び下りねぇかな?」

?「下りないよ!誰か止めるって!」

?「ハァ〜…ショッペェツッコミだなぁ…」

今、とんでもない事を口走ったのが「伊藤秀虎」

一年の(ある意味で)トップ…

多少の悪さはするが、決して不良ではない

良く言えば「番長」

悪く言えばどっち着かずの「コウモリ野郎」

両親は他界して施設で生活している


そして秀虎曰く「ショッペェツッコミ」を入れたのが「レッド」

秀虎とは幼少の頃からの付き合い

義兄弟と呼び合える仲

ケンカの腕はそれなり

頭の出来もそれなり

色んな意味でこの学校に一番ふさわしい人間

秀「夏休みも明けて…体育祭も終わったってのに…なんでこんなにヒマかねぇ〜」

?「部活でもやれ」

レ「よぉグリーン」

グリーンと呼ばれたぶっちょう面の男

彼はまぁ…

レッドとは違い、彼は何故この学校にいるのかが非常に謎な男

彼がこの学校にいる事がこの学校の七不思議の一つに数えられるのはそう遠くない話…

秀「部活ねぇ…かったりぃよ…」

グ「それで毎日を充実させようって言うんだからお笑い草だ」

秀「つったってよぉ…この学校程度で全国何かいける訳ねぇじゃん」

グ「全国?……インターハイか…」

秀「やるからには上目指してぇってのが俺の信条なの」


徒紀和高校…

先程言ったように非常に並

全ての種目で良くてベスト32

それ以上がないと言うのがこの学校での伝説だ

グ「まぁなんにせよ…日々を充実させたいなら何かを始める事だ」

レ「どうする?俺のサッカーに入ってみるか?それともグリーンみたいに柔道始めてみるか?」
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