学パロ
□最悪のチーム名・謎の転入生
1ﾍﾟｰｼﾞ/11ﾍﾟｰｼﾞ
放課後
秀「よし…これが「徒紀和世直し組」のメンバーだ」
レ「だから「世直し組」はやめろ！」
秀「カッケーじゃんか！」
グ「バンドでそれはないだろう」
やはり高校生…
せっかくの集まりに何をやるかと思いきや…
チーム名の話など…
基本的にどうでもいいはずなのに…
秀「だったらお前ら何かあんのか！？」
レ「おう！「徒紀和レッドカーペット」！」
秀「テメェのチームじゃねぇぞぉ！」
グ「待て。俺達はバンドをやるんだ。やはりチーム名は横道坊…」
秀「やかましい！丸パクリだろうが！」
ブ「だったらブルーハー…」
秀「うっさい！」
あぁでもない
こぉでもないと、無駄な水かけ論が行われ…
最終的に一人一つずつ候補を選び、その中で最も適切な物を採用すると言う形に落ち着いた
そして選ばれた四つの候補が以下の通りだ
秀虎・爆撃ボックス
レッド・徒紀和レッドカーペット
ブルー・徒紀和エクササイザーズ
グリーン・フォーエバー
秀「この中じゃ…ブルーかな…」
レ「うん……なんか不服だけど…この中だったらブルーだな」
グ「よし。だったら…次はポジションを…」
秀「俺ボーカル！」
レ「何言ってんだよ！お前超が六つつくくらいのクソ音痴じゃないか！」
秀「んだコラ！」
ブ「だったら私がやってもいいわよ？」
秀「うっさい！」
その頃…
学校から少し離れた場所にある空き地…
ここで秀虎に次ぐ、一年の注目株・鬼塚と一人の少女が並んでいた
鬼「お前……転校初日からエライ事してくれたな…」
？「何かあったっけ？」
鬼「とぼけてんじゃねぇ！テメェわざわざ俺の隣に来て「ウッワ…何この臭い…何か…腐った匂いがする……あ・アンタか」って…なめとんのか！！」
？「あぁ…あったねぇ…で…何？」
鬼「ぶっ殺す！！」
五分後…
鬼「ぐっ……あぁ……」
何もない空き地に鬼塚が倒れていた
そして先程の少女がそれを見下していた
？「ただでさえ臭いのに…そんな汚い格好してたら誰も寄り付いて来ないよ？」
鬼「て…テメェ……ぶっ…殺……」
ガツンッ！
鬼「アァァァ！！」
必死で顔をあげていた鬼塚の顔が少女の「足」によって踏み潰された
そこから溢れる血を見る限り…
間違いなく鼻が折れただろう
？「それ以上臭い息吐いてたら……本当に殺しちゃうゾ」
少女はにこやかにそれを言い、鬼塚に蹴りを入れて去って行った…
秀「んじゃまぁ…今日は解散！」
レ「お疲れさん」
秀「気をつけて帰ると良いさ！」
帰り道…
秀「とにかく…問題があるとすれば…」
レ「何処を狙うか…か」