最終章・クライマックスシリーズ
□皆の修行
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秀「わかりやすいように組分けするぜ。まずカントー組は巧、ジョウト組はステイ、ホウエン組は俺が指導する」
巧「俺が教えるのは柔だ」
ブ「柔?」
巧「あぁ。お前らにはどうやって相手をねじ伏せるか教えてやる……もっとも…必要ねぇ奴もいるみてぇだな」
ス「さて…あなた達には相手を一発で仕留める方法を伝授するわ」
ク「と、言いますと?」
ス「人間の急所、体重の乗せ方、先手の取り方…あるいは……殺し方…」
一瞬…
ほんの一瞬だが、確かに三人ははっきりとした「殺意」を感じた…
そして、生半可な覚悟でどうにかなる物でないとはっきり理解した
秀「お前らにゃ…連携を極めてもらう」
ル「連携を…?でも…」
秀「二人のみのコンビネーションじゃねぇ…お前らには多人数対多人数の勝負になった時に皆を繋げる連結部分をやってもらう」
エ「完璧なサポート役に回れって事か?」
秀「まぁそう言う事だ。もちろん主にやってもらう時もあるが…大概はサポートだ」
ル「わかりました」
こうして修行が…
最後の修行が始まった…
この先にあるのは勝利か…敗北か…
薫「図鑑所有者よっえぇ〜……お話にもなりゃしねぇなぁ…」