最終章・クライマックスシリーズ
□地方決戦(カントー)
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巧「よし……とりあえず二手に別れよう。俺とグリーンはここに残って被害状況と犯人の確認。三人はここから一番近いマサラに警戒に行ってくれ」
レ「わかった」
他のグループではこうはいかない
このグループは他のグループより人数が一人多い
さらにチャンピオン・レッドにジムリーダー・グリーン
切札・イエロー、統一王者・ブルーと強者揃いだ
故にこのような戦力分担が容易に成せる
とは言え、それに至るまでの決断力と言うのは必須なのだが…
そこはリーダー巧の強かさが出た
巧「まずはジムリーダーの無事を確認しますか…」
レ「マサラは…無事か…」
ブ「とは言え油断はしちゃダメよ…多分次に来るのはここなんだから…」
ブルーがここまで言い張るのは勘でも何でもない
普通の読みだ
今回はたまたま最南端に位置していたグレンに目を付け偶然グレンが襲われた
こればかりは読みではどうにもならないが…
次に狙われるであろう場所は見やすい
そこから一番近いマサラだ
しかもマサラは守るべきジムリーダーが存在しない裸の町
以前もロケット団に制圧された事を考えると、これ以上の狙い目も存在しない
レ「さて……いつ来ますか…」
巧「カツラさん!」
グ「どうしたんですか!?」