最終章・クライマックスシリーズ

□対面
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秀「所で…お前ポケモン出来んのか?」


ミ「なんやったら…稽古つけたろか?」


ス「あらあら…ここまで舐められて大丈夫?」


秀「シシシッ…いっちょ手合わせしますか!」




























十分後…


ス「そんな……ウソ…」


秀「…………」


ミ「どんなもんや!?」


秀虎は…


地面に突っ伏していた


要するに…


負けたのだ


その上、接戦の末の惜敗ではない


完全に弄ばれての敗北…


秀「おいおい…思わぬ伏兵ってのぁ…こいつの事かね…」


ミ「ウチも一人でのうのうと生きとった訳やないで?それなりの修羅場は潜っとんねん」


とは言え…


秀虎も同じくそれなりの修羅場を潜っているはず…


例えベストメンバーでないとは言え…


年下の…


女の子に負けるか?


これはもしかすると…


秀虎達はとんでもない拾い物をしたかも知れない


秀「ハハハッ…俺もまだまだだな…」


























ク「秀虎さんが負けたんですか!?」


秀「おう。完敗だったよ」


レ「だったら…使えるんじゃないか?」


秀「…使える?」


レ「今回の戦いの切札として…」


秀「あいつをこれ以上苦しめるつもりはさらさらねぇ。あいつは新しい俺の家族だ。あいつが望まない限りは決して戦場には出さねぇ」


レ「…そっか…」


ル「秀虎さんらしいですね」
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