孤高なキング2

□VSアリス
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レ「とにかくやるぞ!フッシー!“つるのムチ”!」

グ「リザードン!“かえんほうしゃ”!」

二人の攻撃は見事アリスを捕えた

はずだった…

だけど…当のアリスはなぜか無傷…

レ「え……当たった…はずだ……」

ゴ「関係ないッス!喰らうまで続ければいいんスよ!バクたろう!“かえんぐるま”!」

シ「オーダイル!“おんがえし”!」

ク「メガぴょん!“ソーラービーム”!」

三人の攻撃もまたしっかりと直撃した

が…

やはりアリスにはかすり傷所か僅かなホコリすらついてない

今回はシルバーのオーダイルの“おんがえし”と言う打撃系の技を使ったと言うのに…

ル「まさか…サファイア!」

サ「うん!ちゃも!“スカイアッパー”!」

渾身の“スカイアッパー”…

とは言えない

恐ろしく遅い…

まるでスロービデオを見ているような…

それくらいのスピードの“スカイアッパー”だった

レ「サファイア…」

ル「まぁ良く見てて下さい…」

………………

………………

………………




パンッ!




パンッ!




風船が破れたような破裂音…

それから少し遅れてバシャーモが倒れた

ル「「柔の奥義」…だよね?」

サ「間違いなか…あたしは生で体験しとるけん…ようわかる…アレは間違い無く「柔の奥義」ったい」

それ自身は大した問題じゃない

なにせグリーン戦でお披露目済みだから

問題はそんな事ではなく…

何故…何故アリスはポケモンを使わない?…

こうなってしまってはポケモンを使わなければ終わりだと…

わかってるはずだろうに…

エ「あ……皆!ちょっとゴメン!」

レ「ラルド!?お前何処に!?」

エ「秀虎からポケモン借りてないんだ!ちょっと借りて来る!」

光「あ…僕のスイクンを貸しましょうか!?」

エ「良いよ!俺は秀虎から借りた方が良いんだ!」

エメラルドは颯爽と出口に向かって行った
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