捧物

□ある日のルビー
1ページ/6ページ

ホウエン・カイナ

今日僕達は海水浴に来ていた

誰の提案か?

秀虎さんしかいない…

事は始まりは昨日だった






















昨日…

僕達は珍しく皆揃ってトキワの森にいた

秀「…海に行こう…」

レ「…何で?」

秀「夏だからだよぉ!毎日毎日熱いじゃん!なのに俺ら何してる?ポケモンかこうやってだらだら集まって何のためにもならない会話してるか寝てるかだろ!?俺らニートじゃねぇぞ!?まだまだ若い十代だぞ!?」

皆黙りこくっている…

僕もだ…

反論出来ない…

だって確かにそうだから…

レ「確かにそうだな……よし!行こうぜ!」

ゴ「そうッスね!面白そうッスよ!」

ブ「夏…確かに海に行かなきゃ始まらないわ!」

僕には…いや多分皆わかっていた

次に喋るのがシルバーだと言う事を…

そして何を言うのかを…

シ「姉さんが行くなら…」

もう誰もシルバーにはつっこめない

好きなだけシスコン街道を爆進してもらおう…

とにもかくにも僕達は海に行く事になった


























そして時間は今に戻る

僕は正直海やプールなどは好きじゃない

だってあんなに肌を露出して…肌が焼けちゃうじゃないか

秀「オラオラオラァ!!覚悟せぇや!グリーン!」

ふと海を見ると秀虎さんがグリーンさんをブレーンバスターの体制で持ち上げていた

僕は目を疑った

グリーンさん!?

ゴールドとかレッドさんじゃなくてグリーンさん!?

一瞬皆の間に冷たい空気が流れた…

しかし次の瞬間…




ドボン!




やっちゃった…

グリーンさんは背中から海に消えて行った

そしてややあって海から姿を現した

グ「秀虎ぁ!!!」

そして猛スピードの二人のおいかけっこが始まり皆はそれを笑いながら見ていた

良く見ていると僕とイエローさん以外の皆は海で思い思いの楽しみ方で遊んでいる

ル「イエローさんは泳がないんですか?」

イ「僕は…泳げない物でして…今日は釣りだけを」

ル「そうでしたか…すいません…」

イエローさんは「いえ」と言って笑いながら近くの岩場に行った

そしてようやく僕は異変に気付いた…

海で遊んでいる皆…

一人足りない…
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ