孤高なキング2
□VSアリス
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レ「しかし…どういう事だ?…何で奴はポケモンを出さない…?」
簡単な話をしてしまえば…
戦う気がない?
秀虎達が会場を後にしてから早十分…
未だにアリスは動こうとしない
ステージに立ち尽くすそれはまるで人形のように…
ゴ「もしかして…こっちが攻撃しなければあっちも攻撃してこないんじゃ…?」
グ「それは…まぁ…」
ア「アァーーーー!!」
全「!?」
急な雄叫び…
それと同時にアリスは…ゆっくりと動き出した…
オーキド博士の方へ…
グ「レッド!」
レ「おう!ゴールド!シルバー!お前達は博士を守っててくれ!」
ゴ・シ「はい!」
二人既に迎撃体制
いつでも戦えるようになっていた
ア「かえ……か…か……返して……私…の…」
レ・グ「……?」
返
せ
?
何を?…
記憶を辿った所で…
その何かは出て来なかった
ただ一人を除いては…
ゴ「あいつ……って…え?ちょっ……博士?」
自分の前にいた二人を退け…
オーキド博士はアリスへと歩を進めた
オ「わかる…わかるぞ……アリス…お前の返して欲しい物……チェシャの命と…これじゃろ?」
オーキド博士の出した…
見覚えのある機械…
ポ
ケ
モ
ン
図
鑑
オ「これはチェシャが預かっとった奴じゃ……と言うか…君の図鑑はいつもチェシャが管理しとったんじゃもんな…」
これは…説明すべきかわからないが…
とりあえず説明すると…
アリスが機械に弱いから…
と言う理由だった
オ「機械が苦手なお前さんの事じゃ…手持ちもさして変わっとらんじゃろ?」
どういう事かと言うと…
ボールも機械だから…
機械オンチのアリスが機械であるボールを扱えるはずが無かった
昔も…
オ「君の手持ちはエネコロロ……そして…ペルシアン……その二匹共…チェシャの手持ちじゃったよな?」