孤高なキング2
□後日談
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秀「それではこれより「素敵な秀虎さんと愉快な仲間達長い戦いお疲れさま、及びアリスさんチェシャさんおかえりなさい」パーティーを始めます!乾杯!!………あれ?」
全「…………が……だ…」
秀「あ?聞こえねぇよ?」
全「誰が愉快な仲間達だぁ!!」
秀「ギャァァーーーー!!」
こうして…秀虎の悲鳴と共にパーティーは始まった
秀「おい!グリーン!飲めよぉ!」
グ「俺達は未成年だ」
秀「連れねぇ事…」
グ「とは言わん。今日は特別だ」
秀「いよっ!拍手!」
パチパチパチパチパチパチ!!
ク「ゴ〜ルド〜!歌って!」
ゴ「はいぃ!ゴールド!歌いまっす!」
レ「流れ流れてぶらり旅。いつの日だって頑張った!いつの日だってやって来た!歌はゴールド!曲はもちろん…決意の朝に!」
ゴ「辛いとき〜辛いと言えたらー良ーいのになぁ〜ぁ〜」
ゴールドの歌が流れている最中…
ブルーは博士に近づいていた
ブ「博士…」
オ「おぉ…ブルー…飲んどるか?」
この保護者にはあるまじき発言を聞くにオーキド博士も大概酔っている事に気付いた
ブ「博士が…あの二人に図鑑を渡さなかった訳……何だかわかる気がします…」
オ「ん?いやそれは…」
ブ「可能性ももちろんでしょうけど…本当は違う……でしょ?」
オ「………わかっとったか…笑ってくれ…臆病な老いぼれと…」
ブ「まさか…わかりますよ…博士の気持ち……だって…」
オ「あぁ…」
ブ「そっくりですもん…あの二人……アリスさんとチェシャさんに…」
オ「あぁ……じゃからワシは怖かった…もしかしてあの二人も…」
ブ「ありません」
オ「え?」
ブ「ありえません。あの二人は……だって…アリスさん達と違って……私達がいますから」
そして女神は軽く会釈し皆の元に戻って行った
それを見た博士も…
自分の気持ちを深く考え直した