長編novel

□atheling -contact-
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君と俺が始めて出会った日・・・

忘れられない一日・・・





atheling -contact-





クライン国の細い道の路地。

「まずいな…完璧に道に迷った」

アスラン迷子。

時間ギリギリまでラクス嬢について調査していたため急いで帰ろうと近道に裏道を通ったのが原因。

この国は大通りはとてもわかりやすい道だか細い裏道は入り組んでいるのだ。

人に道を聞こうと考えても人っこ一人いなく聞くこともできない。

アスランは大きなため息をつき、これからのことを考え立ちどまった。

そのとき、背中に何かを押し付けられた。

硬くて冷たい…鉄?

「動くな!」

後ろからのその声で何となく状況を理解したアスランは
それが銃だときづいた。

背筋がゾッとした。

(自分の素性がバレた?)

アスランは色々なことを考え想像した。

だが、どれもが良い想像ではなかった。

「お前…」

後ろから声をかけられ体が少し震えた。
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