短編novel

□Appetite
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結局アスランはうな重をなんとか半分まで食べた所で余りの気持ち悪さにダウンした。
残った半分はカガリが食べることてなった。

「大丈夫か?アスラン。」

うな重を食べながらもソファーに寝転がりうなされているアスランを心配するカガリ。

「だっ、大丈夫だ。」

「無理するなよ。ゆっくり休んでろ。」

「あっー…カガリ…」

「うん?」

アスランに呼ばれ食べていたうな重からアスランの方へ顔を向けると目の前にはアスランの顔があった。
そして気付いた時にはアスランの唇がカガリの唇に微かに触れていた。

「ご飯粒ついていた。」
「なっ!?…////」

どうやら、カガリの口元についていたご飯粒を取った用なのだが…

「おっ、お前お腹いっぱいだったんじゃないのかよ///!」

「一粒ぐらい食べれる。…この食べ方ならいくらでも食べれる気が…いや、どうせならカガリを…?!」

アスランが何かを言い終わるよりさきにカガリの鉄拳が飛ぶ。
病人だということも忘れているのかなかなか勢いのある拳をアスランは交わすことも出来ずくらった。

「なっ!何言おうとしてるんだよ!…ってあれ?アスラン?!アスラン!」

もともとフラフラだった相手にはキツいものだったようでその後しばらくの間アスランは起きることはなく、夏バテもなかなか直らなかったとか…





End.
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