私の日常を返せ!
□五話
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「じゃあ、姉貴に言われたとおりやろう」
俺は赤也が持ってきた五十音と鳥居はい、いいえが書かれた紙を机に置いた
「10円は?」
俺が赤也を見ると赤也は思いっきり顔を逸らした
……いい度胸じゃねぇか……
ちょっとムカついた俺は金属バットを取り出した。
そんな俺を見た赤也は顔を真っ青にして後ずさりした
「待て!話せばわかるっ!!」
「問答無用」
赤也にバッドを振り下ろそうとした俺を止めたのはブン太先輩
俺が舌打ちして睨むと一瞬怯えたけど直ぐにいつもの態度に戻った(顔は青い)
「あー、あの10円なんだけどよ……」
ブン太先輩は苦笑しながら言った
「赤也が自販機で使っちまったんだ……」
それを聞いた途端に俺の中で何かがきれた
「切原ぁぁぁぁああ!テメェいっぺん死んで来いよ!」
「ひぃぃぃぃいいい!!」
「落ち着け鏡夜!!キャラ崩壊してんぞ?!」
「うっせぇ!姉貴いねぇんだからどうでもいいんだよぉぉぉおぉお!」
「……鏡夜が壊れたな……」
「面白いからいいんじゃない?」
「精市……」
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