短編
□いつまでも【蔵謙←光】
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帰り道に小春先輩と会うた
小『ねぇ、光ちゃん謙也くんに気持ち伝えんでええの？』
「…別に」
『告ってみな相手の気持ちなんてわからへんのよ？』
「…先輩に関係ないですやん」
『関係なくないやろ！
伝えてみなわからんことだってあるのよ？』
「…考えときますわ」
家に帰った俺は小春先輩に言われたことを考えた
「告ってみなわからん…か、
謙也さんは…、謙也さんは俺のことどう思ってるんやろ…」
そんなことを考えてたらいつの間にか俺は寝てしまっとった
朝ダルい体を起こしテニスの朝練へいった。
部活がおわると俺は告白してみようと思っていた
「あ、謙也さん」
『ん？なんや？』
「話したいことがあるんですけど…」
『俺もな、光に1つ報告があるんねん！』
━なんや…めっちゃ嫌な予感がしますわ…━
『俺な…き、昨日…く、蔵に告られてん../』
━━やっぱり…名前で呼びよるし、顔まで真っ赤にして…俺が入る隙間なんてない…━━
「よかったですね、ほな俺用事思い出したんで…」
『え、ちょっ、光？
光の話しは？』
「あー、やっぱりええですわ」
『ちょっ、待ちや！』
白『謙也ー』
「部長が呼んでますよ」
『え、あ、そうやな..//
ほな、ちょっと行ってくるわ！』
「やっぱ俺より部長優先ですか…」
ボソっとそんなことを呟き
俺は屋上て行き息を殺して泣いた。
「謙也さ..っ、謙也さん...っ」
((俺..あんたの、こと..す、好き..やった...っ、))
その言葉、気持ちは、二度と相手に伝わることはないだろうー…。
━━━━━END━━━━━