短編
□結局ヘタレ【光謙】
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━━謙也さん、俺あんたのこと好きっすわ━━
そう言ってから2ヶ月以上経った。
謙也さんはいてまでも返事をくれへん
きっと嫌われたんっすわ
ほら、今だって目が合ったのにすぐ逸らされて…
「謙也さん今日一緒に帰りましょう」
『え、いや…今日はー…「帰りましょう…!」お、おん』
一緒に帰ったんはええけど…会話が続かへん…
『ひ…光』
そう先に話したのは謙也さんやった。
『…あの…その…』
あぁ、こない気まずいなら告白せんかったらよかった
「謙也さん、こないだのこと忘れてください…っ、」
『…え?』
俺はちゃんと言えてるだろうか
泣いたら、アカン…っ、
「やって謙也さん、明らか俺をさけてますやん
そんなん言葉にせんでも俺のこと好きやないってわかりますよ…、」
『…』
「ほ、ほな…っ!」
『ちょっ、待ちや!
人の話聞けや』
俺は走りだし光を追いかけ抱きしめた
『スピードスターには敵わんちゅー話や!』
「離せや…っ!」
『せやから話聞けって』
暴れる光を力いっぱい抱きしめ安心させた
『俺な、光から告られて嬉しかってん…//
その…俺もずっと好きやったから…///』
「ほならなんで俺を避けてたんですか?」
『は..恥ずかしかったんや…っ//』
「…は?」
『ー…っ//』
「ヘタレ…((ボソッ」
『なっΣ』
「ほんまヘタレっすわ」
『ヘタレちゃu…「うっさいだまれ」』
━ちゅっ━
『ーっ!!!!!??//
ひ、ひか…?//』
「俺を悩ませたぶんこれから覚悟しといてくださいね…((ニヤッ」