浅い夢
□悪戯
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「ねえー!! フェ−イッ!!」
「何ね。」
フェイタンは、読んでいた本から視線をはずし、私を見た。
「ん。名前読んでみたかっただけえー」
あははっと笑う。
「人の名前読んで何が楽しいね。」
そういうなり、フェイタンは視線を本に向けた。
「だって… つまんないんだもん…
さっきから、ずうううーっと本読んでさっ!!」
そして最後に、「もう少し、私にかまってよ、」と呟く。
「そうか。暇だたのか。
でも私名無しさんみたいに暇じゃないね。」
「もおおおおおっ
こんなに可愛くお願いしてるのにいいいいいっっ!!」
「ハッ 自分で可愛いいうか、普通。」
「いいの!!
フェイの馬鹿ああああああ」
バンッとそこら辺にあった適当な本を投げつける。
投げつけた後、勢いよく扉を閉めた。
「もう、フェイなんかしらないんだからあっ…
…よっし。 悪戯してやるわ。
今に見てなさい!! フェイ!!」
フェイの吃驚してる姿が楽しみだわ オーッホッホ!!!!!!!