文章1
□中身は見た目じゃ解らない!
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俺は忍を力任せに押し倒した
「うっ!……まさか、竜の右目が男食趣味があったなんてね…!」
この人を小馬鹿にしている笑顔の下に、隠せきれない焦りが見え隠れして、ひどく俺の加虐心あおった
「何とでも言えや。いくら喚いたところで俺はやめないがな。寧ろ、お仕置きの楽しみができるだけだ。」
「っは、本当に良い趣味してるよ…。」
反抗心剥き出しな顔に、ゾクゾクした
この顔がどう歪むんだ?
「安心しろ、お前の主も今頃は政宗様に可愛がっていただいているだろうよ。」
そう言うと、今までの悔しそうな顔が心底おかしそうな顔をした
「はっ!旦那を可愛がる?何世迷い言いってんのさ!」
「………何がおかしい?」
「旦那を誰だと思ってんの?紅蓮の鬼、真田幸村だよ…。」
「………………?」
俺には目の前の忍の言っている意味が解らなかった
だから何だと言うのだ?
「どういう意味d『いやぁーー!!らめらめらめぇーーー!!!!』
忍への問いかけは、隣から聞こえてきた叫び声に遮られてしまった
今の声は………!
「ほら、だから言っただろ?」
怪しく笑う忍
隣から聞こえた叫び(あえぎ?)は、我が主のものではなかったか?
「顔に騙されちゃいけないよ。旦那はすぅっっっごい鬼畜なんだから。」
『あ、やらっ!むり、むりぃ〜!!やぁ!壊れるぅぅぅうう!!』
俺はただ、
絶句するしかなかった…
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