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□〜掻き乱されて〜
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いざ、エースの部屋の掃除!!

自分の煙管でタバコが吸えるなんて素敵!!と気合を入れて、美味しい煙タイムに向けて、夜の飲みへ向けて、エースの部屋の掃除をすべく、掃除道具を持ってエースの部屋まできました。

まなみです。


「…無理だよ、早々にギブアップでしょ?」


この部屋の散らかり具合に気付かないなんて、相当動揺してたな、昨日の私…。


「いやいやいや、はええよ!!ほら、さっさと片付けちまうぞ??」


俺の部屋掃除なら、誰に邪魔されることもなく、昨日のまなみの写真とか…
色々、質問できるよな?
時間もあるよな?いいよな?

でも、何でこんなにまなみの事が知りてぇんだろ?

家族だから、だよな?可愛い妹だから、だよなぁ?


「じゃぁ、まずさ、掃除ってか、ものを片付けないと、じゃない?私、書類位なら見分けがつくから、取り合えず、書類を一箇所にまとめてあげるから、エース私物を片付けて!!」


取り合えず、埃が立ってもいいように、窓開け放って、扉も全開ねっ


「お?そうだな!!て言っても、服とか、、、、、やべええええ、、ストップストオオオオップウウウウ!!!
待った、待った、待った、まなみ、食後の一服に5分やる!!てか、俺に5分くれええええ!!!」


忘れてた、すーっかり忘れてたが、エロ本やら、何やら、可愛い妹には見せられねえもの盛りだくさんで散らかってるんだった!!


折角もっとお互いを知っていこうとしてる所なのに、嫌われたら意味ねぇ!!
…え?お互い?あいつの事だけじゃなくて、俺の事もあいつに知ってほしいのか?

…まぁ、なんであれ可愛い妹に早速嫌われるなんて嫌だからな!!


「…わかった。じゃぁ、一服してくる…。部屋の前、っていっても隣だけど、にいるから声かけて?」


「ぉ、ぉう、悪ぃな!!」


…ぅわ、何だか怪しそうって顔で見てるよー…早速嫌われた?!嫌われた?!

いやいやいや、これから、兄貴として、頼りがいだとか、懐の大きさだとかを見せて…

ぅん。大丈夫だ、これくらいでまなみは俺を嫌ったりしねぇ!!
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