たんぺん&うら。

□だいっ嫌いだよ、君なんて
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雲「ねぇ、君。いつもいつも言ってるでしょ。スカート短すぎ」




校門で一人の女子生徒を捕まえる




『いーじゃん。雲雀も男の子でしょ?この中とか興味あるんじゃないの?』




僕に口答えできる女は君くらいだよ・・・




雲「興味ないね、君みたいな軽い女。昨日は何人相手にしたんだい?」




僕がそういうと下唇をかんで目を伏せる・・・




『いつ、そんなこと知ったの・・?』




最近知った・・・
彼女は体が弱いわけでもないのにしょっちゅう学校を休むし体育も出ない。

本人に聞いてもごまかされてばかりだったから、風紀委員の人間に調べさせて彼女の事情を知った。





雲「それより君、どうしてあんなことしてるの?家の人知ったらどう思うんだろうね」





追い討ちをかけるように言う





『・・・家に人は居ないわ。あたし、親に捨てられたのよ。
で、家もない食べ物もないで、さすがにまずいでしょ?

だがら、テキトーに金持ちっぽい男に取り入ったの。そうしたらマンション買ってくれるし、食べ物にも服にも困らないからさ・・・
今だって結構大変なんだよ?

まぁ、良家出身の雲雀には分らないだろうけどね・・・』




雲「そうだね。僕だったらどんなに困っても人に体なんて売らないからね」




『ッ・・・ともかく仕方ないんだからほっといてよね!!』




そういって君は校内に走り去っていく・・・・




雲「ほおって置けるわけないでしょ・・・・」





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