バクマン(長編Tサイドストーリー)
□浴衣
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広島から上京してきて最初の夏−
俺はいつものように新妻エイジのマンションへと向かっていた。
最初はただの漫画バカ、それも相当の変わり者だと思っていたが、この前何の因果か、あいつの第5話を手伝うハメになったことで少し印象が変わった。
「天才」だなんだといわれていても、高校生の男の子であることに変わりはない。
漫画以外のことには興味ないんだと思っていたら、意外に猥談(ってほどいかがわしくなかったが)にも乗ってきたしな。
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