DREAM

□天然な変態くん
1ページ/1ページ

「お前が・・・ほしいっ!!」

変態の爆弾発言が発動した。
いつものことだけど。

「君はなんなのさ。ほしい、ほしいって
どれだけ欲求不満なわけ?」

「しまった…っ "持ってる菓子"と言うのを忘れてしまった・・・っ!」

「…顔はかっこいいほうなのに、ホント残念な人だよね。
そのセリフを、100人に言ったら、きっと100人が全員ドン引きするよ」

「うるさいっ ささっとその菓子をよこせ!」

「えー。ヤダよ。
このキャンディ、コレでラスイチだもん。」

「よこせ!」 そう言いながら、私に掴みかかろうとしている。

「わっ どんだけ菓子ほしいんだよ! ガキなのかー 君は」

「今ものすごく、糖分が欲しいんだ!」

「そんなのどうでもいいって。 欲しいんだったら、自分で買えばいいでしょ!」

「…」 あれ? なんだろ。この沈黙…

「まさかお金ないとか?」

「…」

「本当にかわいそうだね。 よしよし」

「頭をなでるなっ ナマエ!!
とゆうか、同情するな!! いいから、菓子よこせ!」

好きな子はいじめたくなる…

「やだー。 だって私、AKYだも〜ん♪」

パクッ

「あっ!!」

「もうお菓子持ってないよ^^」

「ナマエ… お前は本当に、性格歪んでるよな・・・」

「変態よりマシだしwww」

「変態ってゆうな! それに指をさすな!」

「私は事実をいっただ…!?」

アゴをぐいっとつかまれ、数秒後
目の前にはシェゾの顔…

「〜!!?」

「フンッ 菓子もーらいッ」 顔が離れたら、ドヤ顔をしてこっちを見てきた、シェゾ。

「え・・・? あっ!」

私の口の中からさっき食べていた、キャンディが奪われてる…
いくら菓子が欲しいからって… いきなり… あーっ もう止まれ!私の心臓!!
シェゾなんかに遅れをとるなんて・・・
許可も何も取らないで外でしやがって…

そんな気持ちにも気づかず、菓子をうまうま
と食べてたシェゾにイラつきを覚えた。

怒りにより体が少し震える。

「ナマエ?」

「こっ この… 変態っ!!!」 バキッ

油断していたのもあるが、見事にシェゾの鳩尾に
私の拳がめり込んだ。

「いってぇーっ!! なにすんだ、ナマエ!」

「変態のバカーッ><」

「何をそんなに怒っているんだ。ナマエ。 たかがあめだろ?」

「もう変態なんか知らないーっ!」

「って、変態を連呼するな!!」

変態の天然ぶりに時々嫌になる・・・
デリカシーがなさすぎだって…

-END-


…ナンダコレ^q^

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ