DREAM

□もっと一緒に遊んでね
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「ナマエちゃ〜ん!!」

ギュッ

見知らぬ男性が、会って早々に抱きついてきた

「ギャーッ!! あなた誰ですか!?
なんで私の名前知って… とゆうか離してください!!」

「え〜 ナマエちゃん! ひどいな〜
僕のことがわからないの〜?


「???」

「ねーねー、ナマエちゃん。 しばらく会わないうちにちょっと太った? ぼっよよ〜んだよ」

「わーっ!! ベタベタ触らないで下さい!
しかも肉をつまむなぁ! てか、私の知ってる人でこんな失礼なことを言うやつは一人しかいない…
あなたもしかして、エコロ!?」

「わ〜♪やっと気づいてくれた〜」

「なんでナチュラルに人間化してるの!?
前まで黒い物体だったのに…」

青みがかったロングの髪の毛、黒と青をメインとした服、
しかもなにげにイケメンという…
こんなのをエコロといっても誰も信じなさそうなぐらいかわっていた。

「物体って… ナマエちゃんだってひどいと思うんだけどなー
まあいいや。それにしても人って便利だよねvv
あの姿よりこっちの方が気に入っているよ♪」

「そっか、それはよかったね
…とゆうかさ、離してくれないかな?
いくらエコロとはいえ、イケメンにいつまでも
ハグされるのは心臓に悪いんだけど。」

「人って温いよね〜♪
ねぇ、ナマエちゃん。僕…
ちゃんとした人間に見える?」

「見えるけど… てか話、聞いてないよね?」

「よかった〜♪ 僕、ずっと人間になってみたかったんだ!」

エコロは笑顔で顔を輝かせながら言った。
エコロってこういう顔するんだ…
物体だったころは違いがよくわからなかったし…

「あと人間だといろいろなことができるしね^^
あ、ねぇナマエちゃん。僕のこと好き?」

「へっ!? いきなりなに言ってるの!!///」

いきなりの告白に、思考回路がついてけないっ

「だって前に好きって言ったとき、
"人間"だったらいいかもって言ったじゃん〜」

そういえばそうだった。
エコロがまだ物体だったころ、1回告白されてたんだった…
性格とか意外にあってて好きだったけど…
"人外はちょっと"って断ったけ…

「僕は今でもナマエちゃんが好きだよ〜」

こっちを覗き込むな。イケメンビームを放つな…

「私は… 好き …かも」

まだ想ってくれているのだったら…
一緒にいたいかも。

「ホント!! うれしいねぇ〜♪
かもって付いてるのがちょっと残念だけど…まぁ、いいや! 
大好きだよ〜!!ナマエちゃ〜ん!」

「んっ!? …プハッ ちょっ、いきなりキスしないでよっ どんだけ私の心臓を破壊する気だ///」

「ん〜… キスってこんなのなんだぁ
ずっとしてみたかったけど… なんか変な感じ」

「あれ?まさかの初キス?」

「うん。 だってあの姿じゃ無理でしょ?」

「まぁ…確かに;」

「ナマエちゃん! 僕さ、もっとしたいことがあるんだ。
人間じゃないとできないこと!」

「例えば?」

「色々なものを食べてみたい!
甘いってゆうのや、辛いってゆうのを知ってみたい!
人間の世界には不思議なものがいっぱいだし
あとね、僕が初めてを知るときはナマエちゃんと一緒がいい!!!」

無邪気にそんなことを言うエコロは、
なんかかわいい子供に見えるな〜…

そうだよね、あの頃と今はちがうもんね

「ナマエちゃん! 僕と一緒に遊んでくれるよね?」

「もちろんいいよ^^*」

あなたに人間の世界の魅力
教えてあげるよ。

-END-

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