べるぜバブBL、NL小説

□ミニ古市まじ天使
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本誌ネタバレ

ミニ古市まじ天使すぎてなネタ



「古市……」
「…ん?なんだよ男鹿」

もう2人の俺を探すためにあちこち探し回っていたのだが、中々見つからずひとまず公園で休む事にしてベンチに座る。
すると男鹿が俺をじーっと見つめてきた
何かと思い男鹿の方を見上げると(小さいので見上げないといけないのだ)

「古市マジ天使」

なんてとんでもない返事が帰ってきた

「…は?」
「つかなんでそんなちっさいんだよ天使か、天使なのか、ミニ古市マジ可愛いんだけど」
「…いやいやいや、お前頭大丈夫か?」

男鹿にしては珍しく、興味津々というかきらきらした目でこちらを見てくる
本当に大丈夫だろうかこいつの頭

「何を言うか古市、俺は正常だ」
「いいや絶対おかしい」
「なんでだ、可愛いぞ?」
「どこがだ!ほんとわけわかんねえ!」

俺を可愛い、なんて言うこいつはアホだ
可愛いというのは邦枝先輩とかの事を言うんだ!
なのに男鹿は、更に訳のわからない事を言い出す

「女みてえなでっかい目とか人形みたいな綺麗な髪とか普段も可愛いけど小さい古市はなんでこんなに可愛いんだろうな」
「ちょ、黙れアホ!!?恥ずかしい事言うな!!」

アホだ、馬鹿だ、こいつは異常だ!!!!
なんで恥ずかし気も無くこんな事言えるんだこいつは

「でも小さいと何もできねえから駄目だな、早く元の大きさになれよ」
「な、何もってなんだよ」

いや、聞くなよ自分、嫌な予感しかしねーよ

「まず抱きしめたい、そんでキスして、セッ「ぎゃあぁぁぁあああストップ!!!!アホ!!!死ね!!!!!」

嫌な予感的中だよ
アホだこいつは
死ねばいい

「顔真っ赤にさせて必死に怒る小さい古市…可愛すぎる」
「ぎゃああやめろ潰れる!!!!」

男鹿はついに俺を抱きしめようとしてくる
小さいんだからそんな事したら潰れるだろ


「…よかった、」
「…え?」

男鹿が急に、さっきとは違う感じで、なんだろ、

「古市が、生きてて、本当によかった」
「……っ」

顔は見えない
男鹿はどんな顔してるんだろ
なんなんだよ、さっきからアホみたいな事しか言ってなかったくせに
なんなんだよ、いきなり

反則だ


「…男鹿、俺…っ」
「…ぜってー戻るぞ」
「……うん」
「そんで抱きしめてやるから」
「………………うん」
「あとキスな」
「…………………おう」
「んでセッ「ストップ!!//」


こいつは馬鹿だ
直球だしアホな事しか言わねえし
恥ずかし気も無くこういう事言う


あー、でも、こんな馬鹿を好きな俺もアホなんだな



なんて、



「…おい馬鹿男鹿」
「あんだよアホ市」
「…………………好きだ」
「……おう」
「…早く探しに行くぞ!!!//」
「…そーだな」




早く戻って愛を確かめ合いましょう




おわれ。





男鹿は古市とまた話せてツッコミ聞けて声聞けて嬉しいよねきっと!!

いやあ古市あっさり復活するからびっくりですよ
ミニ古市可愛いですね!

あの古市が死ぬんじゃないかと思った時の絶望感どこいったって感じですがおかえり古市
ちっさいけど
元に戻ったら男鹿にたくさん愛されてくださいね
うふふふふ()

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