中編2
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私の恋人である一ノ瀬トキヤは、世間でいう「サド」「ドS」と言われる性格に属する。
恋人がドSだからと言って、私は「マゾ」だとか「ドM」なんてモノでは全く無い。あり得ない。考えるだけでゾッとする
まだ、その、ドSとかなら許せるが、彼は顔に似合わずかなり独占欲が強いのだ。それはもう驚くほどに
どれくらいトキヤの嫉妬心が強いかと言うと…そう、私がトキヤ以外の男の子と話した時は
その男の子を狩りをする肉食動物の様に鋭く睨みつけ、私の腕を強制的に引っ張り人気のない場所に連れていく
それから壁に私を強引に押し付け、私が逃げられない体制を作る。(これはかなり困る行為だ)
もうこんな生活は御免だ!と、言う事で私はある作戦を立てようと思っている!
作戦開始!
(別れるつもりは毛頭ないけどね)