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□時ハン
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昨日、こんな痛みなんて屁でもないなんて思った事を前言撤回する。歩けばめちゃくちゃ痛い。一応、包帯を巻いてあるけど。
『はぁ…』
傷よりも気がかりなことが。絶対にあの3人、質問攻めしてくる。こうなったら教えるか…。できるだけ関わらないようにしてたのにな。
『おはよ…』
「名前ちゃん!その足どうしたの?」
『ああ…ちょっと転んで…』
今日は半ズボンで来たから包帯が丸見え。…転んだだけで包帯なんか巻かないし。
「大丈夫なの?あ、タギルとユウ様が屋上に来てって言ってたわよ」
『うん』
机に物を置いて屋上に向かった。階段をあがってる途中で、屋上から声が聞こえてきた。
「俺もタイキさんみたいに心までハントしてぇ」
『タギル君なら出きるよ』
「名前ちゃん!」
『昨日の事…でしょ。話すよ、私はタギル君がクロスローダーを持つ前にデジモンを知ってる。』
水色のクロスローダーを見せた。
「名前ちゃんもハンターだったんすか!?」
「名字さんは何であんなやつらと一緒に?」
今度はユウ君からの質問。そんなもの決まっていて。
『仲間だから』