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□☆二周年記念小説〜るる様へ〜
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9時ぎりぎり、なんとか付くことが出来た。色黒さん(名前を聞くタイミングがなくて聞けなかった)にお礼を言って、走って校長室に向かう。
そこでちょっと話をしていると、担任の先生がやってきて、今日からお世話になるクラスに案内された。


名無し「(うわー!緊張してきたぁ!!)」

担任「じゃあ入るよ?」   《がらっ》


先生がドアを開けて入っていく。
あたしも後に続いて入っていくと、さっきまで騒がしかった教室が一気に静まり返った。


担任「みなさんおはようございます。昨日話しましたが、今日から新しくこのクラスに入る名無 名無しさんです。
じゃあ名無さん、挨拶して」

名無し「えっと、練馬中学から来た名無 名無しです。
分からないことばっかで迷惑かけると思いますが、よろしくお願いします」   《ペコリ》


何とか噛まずに言い切れた!!
そのままお辞儀をすれば、拍手してもらえた。
とりあえず、無事挨拶を終えられた。


担任「名無さんの席は、窓側の1番後ろね」

名無し「は、はい」


先生に言われた席に向かう。
席に着いたあたしは、驚きの人物を見つけてしまった。


名無し「あっ、さっきの」

?「ん?何ださっきの迷子か」

名無し「迷子って言い方やめてよ!ちゃんと“名無し”って名前あんだから」

?「別にいーだろ。つーか転校生ってお前だったのかよ」

名無し「朝言ったんだけど」

?「そーだっけ?覚えてねーや」

名無し「(バカなの?)」

青峰「お、そーいやまだ名前言ってなかったな。オレは青峰 大輝。よろしくな、樹名無し!!」

名無し「あ、う、うん!よろしく・・・」
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