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焼き尽くされて灰になるだけの恋

試験管の中の未来

世界で最も清らかな雫

蜜雨に抱かれて

沈降する鈍色

笑顔のキミに接吻を

肩越しの温もりが愛しくて

キミだけに聞こえる

しがみついて、離さないで。

切ない微笑をもう一度

抱き締めた、好きだった

百年の孤独の先に

壊れる程、強く。

脆弱な幸せに願う

欠乏に怯えた二人




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