一次元空間(小説)
□さみしい。
1ページ/1ページ
「土方さん・・・。」
一週間、出張で帰ってこれない土方さん。
早く会いたい、そう願うばかりだった。
「____ただいま。」
「おっ、おかえんなせィ、」
「おう、ただいま。」
一週間ぶりの会話。
「風呂、入ってくるから、またな」
なのに、すぐ分かれてしまう。
せっかく会えたのに・・・。
「そういえば・・・総悟。」
_____ぎゅっ。
「?!」
土方さんから急に抱きしめられた。
「触るの一週間ぶり。お前に会えなくて俺、やっぱりさみしかったよ。」
言葉も、触れ合うのも、何もかもがずっとうれしかった。
いつもの俺じゃ言えない言葉を俺は無意識に発した。
「俺も・・・寂しかったんでさぁ・・・ずっと、会いたかったんですぜ。あんたに・・・。」
いつも言わないからか少し驚かれた気がした。自分でもそうだ。また、「帰ってこなくていい。」とか「そのまま事故にあえ」とか口走ると思ってた。
「・・・土方さん。」
「なんだ?」
「な・・・名前よんでくだせ、・・・」
「_____総悟。俺の大切な、総悟。」
「・・・俺も大切でさぁ。」
心地がいい土方さんの腕の中で思う。
やっぱり俺はこの人が好きだと。
end
なんか、うだうだですいません((
もし良かったら「TOP」の「clap☆」を押していただき、感想くれると嬉しいです。