白銀-ｼﾛｶﾞﾈ-
□見てしまった
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守護神って…あの？
でも私から見ればただの動物にしか見えない。
｢…でその尻尾と耳は?コスプレ??｣
｢違うよ。正真正銘本物の狐の尻尾だよ?｣
｢…はい?｣
どうしよう、この人頭大丈夫かな?
病院連れてったほうがいいかな?
れい
『おい澪、この女まだ信じてないぞ』
あっ、この人澪って言うんだ。
…アレ?
｢ど…動物がしゃべったぁああああ!?｣
『オレは動物じゃねぇ!守護神だ!そん所そこらの動物なんかと一緒にするな!』
｢……｣
信じられない…。守護神?しかもその守護神とやらは喋ってるし…。
一体どうなってるの?
｢あっ、君に教えてあげるよ。僕達の事｣
｢あなた達の事?どうして?私、関係ないじゃない｣
｢…まだ君は自分の事わかってないね。
君と僕らは関係大有りだよ。｣
…はい?
｢貴方達の事見ちゃったから?｣
｢うーん、確かにその事もあるけど、他にもあるよ。｣
｢な、何だって言うの?｣
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