たんぺん
□ナナメマエ
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なんて言ったのはいいんだけど…
告白ってどうするんだっけ?
人を好きになるってそんなのないから分かんない><
神「ミラ、今日は早いな」
『神童くん!!?』
後ろから急に出てきた神童くん
危ない…
心臓が飛び出てくるかと思った
『後ろから急に登場はやめて下さい!』
神「それは俺はどうすればいいんだ?」
『す、すいませんっさっきのは忘れて下さい!』
なんて失礼なことを…
こんな人にあんなことを言うなんて
私はとてつもなく失礼な人だ
神「始めるぞ」
『はい!お願いします!』
神「…何がそんなに嬉しいんだ?」
『神童君の隣に入れるのが嬉しいんです!』
神「え…///」
なんて事を言った私?
今、隣に入れるが嬉しいって
でも今からなら否定できる!
『神童くん!今のは…』
私告白するって決めたんじゃないの?
今ここで否定したらもう一生告白なんて出来ないかも…
振られたってもいい
伝えられればそれでいいんだ
『神童くん、今のはねそのままの意味で、その…』
神「今のは告白って意味で受け取っていいのか?」
私がいうのが遅すぎたのか何なのか分かんないけど神童さんが先に言った
もうここからは後には引けない
今日ぐらいは積極的に…
『はい、そう言うことです…///』
神「返事は今言っていいか?」
『もちろんです。むしろ今言ってください』
振られることは分かっているの
無謀なことでもあなたに伝えたかったから
初めての告白がこの人でよかったよ
神「俺もミラの事が好きだ」
『分かりました。変なことを言ってしまってすいませんでした』
神「ちょっと待て!俺はお前が好きだって言ったんだぞ?」
『そうですよね。私が好き…え゛ぇ!!?』
どういうこと!?
神童君が私の事を?
私は何もそんなにときめかれることしてないよ
なんで私が好きなの?
からかわれてるの
いや、神童君はそんな事しないけど…
『それは本当の事ですか?』
神「そんな事嘘ついてどうするんだよ」
『そうですよね。すいません』
神「なんでそんなに謝るんだ?何も悪いことしてないじゃないか」
グイッと私に顔を近づけてくる
やばい。この角度はやばい神童くん可愛い
男の子にこんなことを言うのはおかしいけど可愛い
『ごめんなs…んっ……』
ふわっと唇に柔らかい物が触れた
神「俺たちは恋人同士ってことでいいんだよな」
『は、はい//////』
神「ミラ顔赤すぎ」
『神童さんが悪いんです!』
ふわっと笑う神童さん
やっぱり可愛い
こんなの反則だ…
『本当に私でいいんですか?』
神「ミラがいいんだ」
『…神童さん大好きです!』
晴れて今日から彼女です!
ナナメマエ
今日から君の隣!
ヨカッタネ