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□02・私は何か
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鳴「さぁ、ここが君たちの教室。みんなと仲良くしてねvV」

 『仲良く…』

鳴「棗君とルカ君がいるから明莉ちゃん、大丈夫だよ」

 『いいや、結構です』


なるべく人とは一緒にいたくない

いつ嫌われるか、捨てられるか分からない


流「俺は、一緒にいるよ。」

棗「お前は危なっかしいからな。」

鳴「ほら二人はあぁ行ってるからさ」


優しい二人

それはさっき分かった事

けどだめなんだ。怖いんだ隣に人がいることが


 『私と一緒にいたら嫌われる。

そして二人も私を嫌わないという保証はないし』

棗「それでもいい」

流「俺たちが一緒にいたいだけだから」

 『……好きにすれば』

鳴「さぁ、決まり。入るよ」


そして教室へ入った

その教室の中には同じくらいの年の子がたくさんいた


鳴「新しいクラスメイトを紹介するよ。仲良くしてね。」

全「はーい!」

鳴「いいお返事。じゃあ僕はこれで!

あっ、明莉ちゃんのパートナーはルカ君ねvV」


鳴海はさっさと出て行ってしまった

パートナーが何か分かんないし…

対して席も言われてないから適当に座った

そしてその隣に二人も座った。


 『後悔しても知らないから…』

流「なんで?」

棗「そんなものするか」

 『二人とも何か変わってるよね?』


私はずっとひとりぼっち

友達なんて出来るはずがないんだ




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